B型肝炎訴訟体験談
VOICE 07
植松 君子さん(仮名)
女性・ 慢性肝炎
一人でも多くの方が救済していただけるよう大変ですが提訴することだと思います
B型肝炎ウイルスへの感染を告げられた時はどのような気持ちでしたか。
肝炎は大変な病気であることは漠然と知ってはいました。矛盾しますが、感染を告げられたときは、あまり大変なことになるとは思っておりませんでした。
何か、ぼーっとした感覚でした。
B型肝炎の症状や治療で苦しかったこと、辛かったことはありますか。
治療はとてもきつかったです。
点滴(輸血等)に時間がかかり、終わったあとは15~20分おきのトイレの回数の多さ、消灯後も続き睡眠もとれず苦痛でした。
検査の数値がよくないと、その都度ドクターの回心があり、気持ちが折れそうな説明をされるので、落ち込むことも多々ありました。
検査も多く、特に肝生検は一番きつかったです。
治療以外で苦しかったこと、辛かったことはありますか。
入院が多くなり家族に迷惑をかけたことです。
B型肝炎によって失ったものはありますか。
仕事に就くことが出来なくなったことです。
B型肝炎給付金訴訟を知った経緯
病院のパンフレットで知りました。その後、テレビでの広報を見て「私も該当するのかな」と思いました。
B型肝炎給付金訴訟の進行に関するご意見
国に対しては時間がかかり過ぎるのかなと思います。弁護士さんに対しては親切に対応していただきましたのでありがたく思っております。
和解したときの気持ち
「ほっ」としました。
肩の荷が降りたのかな…。
大変ありがたい思いでいっぱいになりました。
B型肝炎給付金訴訟に関して国の周知・広報活動に関して
新聞テレビ等でもめったに広報されるのを見たことがありませんので、広報の機会を増し、周知してはと思います。
今不安に感じていることはありますか。
いつまた悪化(肝硬変、ガンも含めて)するかもしれないという心配は常につきまといます。
他の被害者の方に向けてのメッセージ。
特別措置法があるのですから、一人でも多くの方が救済していただけるよう、大変ですが提訴することだと思います。
その他に何かお書きになりたいことがあったら自由にお書きください。
特になし。