B型肝炎訴訟体験談
VOICE 25
深谷 邦雄さん(仮名)
男性・ 無症候性キャリア
妻からは最悪の感情をもたれ、別の病気で入院中は感染防止の為、紙コップ紙皿等使い捨ての食器で分けられたことです。
B型肝炎ウイルスへの感染を告げられた時はどのような気持ちでしたか。
何故キャリアになったのか。特に性交渉に因ると聞かされて覚えなき事と大変不安になりました。
B型肝炎の症状や治療で苦しかったこと、辛かったことはありますか。
自覚症状は皆無でした。
治療以外で苦しかったこと、辛かったことはありますか。
まず家族。
妻からは最悪の感情をもたれ、別の病気で入院中は感染防止の為、紙コップ紙皿等使い捨ての食器で分けられたことです。
B型肝炎によって失ったものはありますか。
職場で血液提供をもとめられ、止むなく拒否したため悪感情をもたれた事。
父親の手術のため輸血の用意が必要になり、できない事を告げると家族から不思議がられた事。
妻との性交渉も発覚後途絶えた事。
B型肝炎給付金訴訟を知った経緯
新聞の広告。 妻は早くに気付いたようですが、教えてもらえませんでした。
B型肝炎給付金訴訟の進行に関するご意見
集団訴訟を起こされた先駆者方のご苦労と、注射針の使い回しを原因として究明された努力に感謝です。
和解したときの気持ち
犯罪者的気分(不倫や第三者女性との交渉関係)から釈明・解放された事です。
B型肝炎給付金訴訟に関して国の周知・広報活動に関して
まだ周知徹底が足りないと思う。
今不安に感じていることはありますか。
発覚当時小学生だった子供が将来的に漫然と不安を持たぬか心配しています。
他の被害者の方に向けてのメッセージ。
もし手続がまだだったら努力されん事を願います。
カルテの開示には弁護士さんからの依頼文が重要でした。
その他に何かお書きになりたいことがあったら自由にお書きください。
零からの出発に暖かいご指導応援をいただけたこと心よりお礼申し上げます。