法律事務所ASCOPE
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感染被害者の声

B型肝炎訴訟体験談

B型肝炎訴訟体験談

VOICE 11

中谷 誠一郎さん(仮名)

男性・肝がん

「ダメ元」の思いでかけた電話に、 親切に、丁寧に対応して頂いたことが、 今日につながったと、心より感謝しております

Q1B型肝炎ウイルスへの感染を告げられた時はどのような気持ちでしたか。

30代、他の病気で入院治療中に医師から血液検査を勧められ、結果として「B型肝炎ウイルスのキャリア」と診断され、以来投薬による治療となりました。
当時36歳で、妻と13歳、10歳の子供がおり、将来に対して大きな不安を感じました。医師からは最悪のケースとして、50代での肝硬変、肝がん発病により死亡に至った事例が告げられました。
絶望感で妻に事実を報告した時、慟哭を押さえることができませんでした。

Q2B型肝炎の症状や治療で苦しかったこと、辛かったことはありますか。

慢性肝炎の治療は投薬によるものだったため、特に自覚症状はありませんが(いつ悪化するか)という不安と、定期的な血液検査の結果・診断にストレスを感じていました。
 慢性肝炎から21年後、57歳で肝がんを告知され、茫然自失、絶望の中10時間以上の開腹手術を受けました。術後の呼吸不全から昏睡状態に陥りましたが、幸いに一命を取り留めました。
身体的には肺機能開腹の理学療法が大変苦しかったことを強く記憶しています。

Q3治療以外で苦しかったこと、辛かったことはありますか。

慢性肝炎発覚後は、家族や身の回りの人に対して感染防止に気を遣うことや、献血が出来ないこと、さらに歯科治療などでの告知による差別的な言動を経験しました。

Q4B型肝炎によって失ったものはありますか。

肝がん発病により、職場での役職と人間関係のほとんどを失いました。37年間のサラリーマン人生の実績により幹部社員から役員候補に至る時期にラインから外れ、閑職となりました。
それにより、仕事を通じて築き上げてきた人間関係の大部分を失うという喪失感が、人生観を大きく変化させました。
さらに、退職金の減少と共に、定年退職後の再雇用の道が閉ざされるという経済的損失も大きかったと思います。
又、発病と再発治療という健康不安がきっかけとなり、実母や弟・妹との関係が悪化し、現在は断絶という最悪の状態になりました。

Q5B型肝炎給付金訴訟を知った経緯

肝がん手術後、5年間で4回の再発治療を繰り返し、5回目の再発を告知された直後、待合中、スマホ検索で偶然にB型肝炎給付金訴訟の記事を見つけました。通院していた病院では、パンフレットやポスター等の掲示は一切ありませんでした。
色々検索していくうちに(ひょっとしたら、自分も該当するのではないか?)という思いになり、信頼の高そうなアスコープさんに電話したのがきっかけとなりました。「ダメ元」の思いでかけた電話に、親切に、丁寧に対応して頂いたことが、今日につながったと、心より感謝しております。

Q6B型肝炎給付金訴訟の進行に関するご意見

アスコープさんには最初の電話相談から関係書類収集まで、適切に対応して頂きました。病院のカルテ収集時は、医師や病院の冷たい対応を感じましたがアスコープさんの後ろ盾が大いに役立ったと思います。
国の対応以前に、医療機関の対応に疑問を感じました。

Q7和解したときの気持ち

半信半疑で手続きを進めていくうち、少しずつ希望が見えてきて、和解の一報を頂いた時は、大きな「光明」を得た思いでした。
一生、再発治療を繰り返すという不安感、焦燥感の中で、今後の治療費等の経済的負担の見通しが少しでも立てられるということに、せめてもの安堵を覚えます。

Q8B型肝炎給付金訴訟に関して国の周知・広報活動に関して

現在、私のまわりでは一部法律事務所のテレビCM以外に周知活動は見当たりません。国は、地方自治体や医療機関、福祉施設などに対して、掲示ポスターなど具体的かつ有効的な方法で広報活動を義務づけるべきと考えます。

Q9今不安に感じていることはありますか。

肝がん術後、5回の再発治療を行いました。現在も再発兆候があり、近く6回目の入院治療の予定です。
今後、再発状況によっては外科的治療が困難なケースが想定され、いつ終末に向かうか、毎回大きな不安を抱えています。一生、「がんと共に生きる」という宿命を我がものと心がけてみても、自分や家族の近未来を鳥瞰できない無念さは、消えることはありません。

Q10他の被害者の方に向けてのメッセージ。

給付金で全てが救われるものではありませんが、自分を見つめ、家族と共有し。少しでも経済的負担を軽減するためにも行動して欲しいと思います。自分が該当者か否か、まずは血液検査からスタートしてみて下さい。

Q11その他に何かお書きになりたいことがあったら自由にお書きください。

被害者救済に向けて、より一層広報活動が活発かされることと、まもなく失効を迎える特別措置法の期限延長が実現することを強く望みます。
末筆ですが、アスコープさんに衷心より感謝申しあげます。ありがとうございました。