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感染被害者の声

B型肝炎訴訟体験談

B型肝炎訴訟体験談

VOICE 14

桐山 真由美さん(仮名)

女性・慢性肝炎

もっと積極的に多くの方がB型肝炎ウイルスに罹患している可能性があるということを、国が周知させることが必要だと思います

Q1B型肝炎ウイルスへの感染を告げられた時はどのような気持ちでしたか。

はじめはお医者様の言っている意味がわかりませんでした。海外で働くことが決まって、念のためにうけた検査でそう告げられて、それまで健康体でスポーツもしていた私がまさかそういう病気だとは、正直夢にも思いませんでした。ショックでした。どうして私が?と思いました。

Q2B型肝炎の症状や治療で苦しかったこと、辛かったことはありますか。

最初に分かった時(肝炎ウイルスに感染しているということが)は、肝機能の数値が低かった(若干高い程度)ので、仕事には支障がないということでしたが、やはり海外で一人で仕事をするということはハードな局面が多々あり、無理が重なって次第に数値が上がっていったようです。仕事も充実してきたのに体がだるく思ったとおりに動かなくなってきて、辛かったです。その後数値が上がると、外出するのがやっと、それさえも辛くて帰ってきたらソファーにぐったり・・・という日々でした。インターフェロンをすることになって大学病院に通いましたが、注射の後、家に帰ると体の内側から内臓がだるい感じがして、動けませんでした。家族に心配をかけたくなく、平気だと言っていましたが、今思い返すと、とても辛かったです。

Q3治療以外で苦しかったこと、辛かったことはありますか。

仕事が海外だったので、地域的に性交渉による急性B型肝炎になる人が少なくない所だったので、誰にもばれないように細心の注意を払いました。詳しく調べてみると、感染の仕方が急性と慢性の場合は違うのですが、そこまでまず普通は調べないし、一度分かったらその後一生そういう偏見の目で見られるし、噂も広がると思うと、怖くて誰にも言えませんでした。海外に一人で渡ってから、病気の事を調べれば調べる程、ショックで落ち込み、夜一人になると何度も何度も泣きました。自分の中には爆弾が入っているとさえ思い、死にたいとは思いませんでしたが、そうなってもいい、今となっては親不孝な考えですが、自分の事を大切にしなくなりました。自暴自棄とは少し違うかもしれません、好きになってくれる人がいても、関係が進むとそのことを説明しなくてはならず、辛く、恥ずかしかったです。結婚しても、インターフェロン治療が必要と言われ、妊娠するのが遅くなり、出産後も子供に移らないか、母乳を飲ませていいのか、不安がずっと付きまといます。

Q4B型肝炎によって失ったものはありますか。

B型肝炎は、私の人生に暗い消えない影を落としました。
海外で仕事が評価されて、私に声がかかりました。でも、その時には、身体がとても辛い状態になっていたので、行けませんでした。もし何の心配もなく行くことができていたら、仕事をもっと続けて、色々な事にチャレンジできていたと思います。
悩んで苦しんでいる時間のために、何も心配せずに夢に向かえる人生を失いました。
B型肝炎でなかったら、恋愛、結婚に対して、もっと早くから積極的になれて、不妊治療ももしかしたら必要なかったかもしれません。実際、病院でも、肝機能が悪いと、生殖機能は弱くなるといったことを言われました。

Q5B型肝炎給付金訴訟を知った経緯

インターネットをなにげなく見ていた際の広告です。

Q6B型肝炎給付金訴訟の進行に関するご意見

アスコープの方には、とても真摯に対応してくださいました。時間と手間が少々かかるな、という印象でした。

Q7和解したときの気持ち

そうか、やっぱり、という気持ちです。これで認められなかったら、よっぽどだ、と思いました。

Q8B型肝炎給付金訴訟に関して国の周知・広報活動に関して

積極的に行っているとは思えません。弁護士事務所の広告くらいしか目に止まりません。形だけ救済措置を取りました、という事実を作りはしているければ、あまり知られないまま、期限が来るのを待っている感じがします。

Q9今不安に感じていることはありますか。

今は落ち着いていますが、いつかまたB型肝炎ウイルスが活発になって治療が必要になるかもしれない、気付かないうちに進行して取り返しがつかなくなるのでないか、まだ知らない身内に知られたら違う目で見られるかもしれない、家族に何かのはずみで移さないか、子供が結婚する時に相手の方に知られたら差別的な目で見られないだろうか、赤ちゃんができても移さないようにしないと、等です。
また、保険に入れませんし、入れても保証が手厚くなりません。

Q10他の被害者の方に向けてのメッセージ。

私は、テレビでB型肝炎訴訟のニュースで涙ながらに訴える方々を見て、「気持ちは分かるけど、顔も出るし、ここまではできない、したくない。」と思っていました。アスコープの方にお願いした際には、希望しなければ顔を合わせる必要もありませんし、誰にも知られることもないので、その距離感が私には程よかったです。もちろん、対応もとても丁寧です。
相談だけでもされてみてはいかがでしょうか。

Q11その他に何かお書きになりたいことがあったら自由にお書きください。

自覚症状が出にくい病気だと思います。少し調子が悪いなと思っていたら、B型肝炎ウイルスが活発に活動している状態になり、知らず知らずに他の方に移してしまっている可能性だってあると思います。
給付金の対象者が40万人の予定ということは、それだけの人がもし自分がB型肝炎ウイルスに罹患していると知らずに日常生活を送っているならば、知らない方に感染を拡大させている可能性があるということだと思います。
女性には妊娠時に検査があるので、母子感染は減ってきているようですが、もっと積極的に多くの方がB型肝炎ウイルスに罹患している可能性があるということを、国が周知させることが必要だと思います。