LAWYER INTERVIEW

全国の依頼者を支えるために、チーム一丸で取り組む救済業務。 ASCOPEだからこそ、新人でも確かな成長とやりがいを実感できます。

B型肝炎・アスベスト統括弁護士

QUESTION / 01

なぜこの分野(B型肝炎・アスベスト健康被害)を扱うことになったのか、事務所を選んだ決め手を教えてください。

司会

本日は、ASCOPEで『B型肝炎給付金訴訟』『アスベスト健康被害』の救済分野の統括弁護士をされている樋沢先生にお越しいただきました。どうぞよろしくお願いいたします。

まず初めに、樋沢先生が B型肝炎訴訟・アスベスト健康被害の救済の統括弁護士をされるようになった背景をお伺いしてもよろしいでしょうか。

樋沢先生

B型肝炎給付金訴訟については、私がASCOPEに入所した当初から取り扱っていた分野で、その中で業務を行っているうちに、私自身も勉強を行い、積極的に取り組んでいました。また、B型肝炎に関係する医療過誤事件にアサインされ、医学文献・論文を調査検討したり、協力医からお話を聞き意見を伺うなどして、事件を通じてより詳しくB型肝炎について学んだ結果、学んだ知識がB型肝炎給付金訴訟にも応用可能であり、所内で勉強会などを開いたりし、知識を還元しました。

その後、事務所の業務が拡大し、事件の対応方針などを統括する弁護士が必要となった際にお声が掛かりました。

アスベスト健康被害については、私の修習同期にご親族がアスベスト健康被害に遭われた弁護士がおり、その弁護士の所属事務所の方針でそういった事件ができないとのことで、私に依頼があり、自分で調べつつ、代表の阿部先生にも相談し、なんとか事件解決に至ったところ、その後、ASCOPEにおいても「継続的な業務として取り組みたいので参加してほしい」との話があり、現在に至っております。

司会

それぞれ事件に真剣に取り組まれていた中で、抜擢されたということですね。ASCOPEの特長としては、どのような点が挙げられますか。

樋沢先生

事務所全体の組織で取り組んでいること、難しい案件のチャレンジがあることだと思います。

ASCOPEには、B型肝炎給付金訴訟・アスベスト健康被害の救済制度に特化した専門チームがあり、弁護士のサポートをしていること、多くの事件に対応しているうちに培ったノウハウを共有して、チーム・組織として取り組んでいます。

また、他の事務所で断られてしまった方や、個別具体的な判断が求められる難しい事件について、積極的に取り組んでいます。

B型肝炎給付金訴訟・アスベスト健康被害の事件は、制度の理解に止まらず、資料・証拠の調査や収集方法、カルテの理解など、医学分野を含む多分野の知識・理解が求められます。

実際、病態に関する因果関係などが問題となることがあり、主張を組み立てるには、カルテの記載を理解した上で、医学文献を引用するとか、医学文献の指摘を元に主治医に意見を伺うことが必要となってくることがあるほか、起案する際には医学的な因果関係と法的な相当因果関係の理解が前提となるため、このあたりの主張・評価は弁護士の業務として重要になってきます。

その点、ASCOPEはこれまでの経験を元にノウハウ化を進めており、新人弁護士でも研修を経て早期に事件対応を身につけられる環境があります。

そして何より、依頼者の人生に直接向き合い、解決に導く弁護士業務の一端を新人のうちから担えることは業務の魅力の1つではないかと思います。

樋沢先生

QUESTION / 02

ASCOPEのチーム制と育成体制について、実際にどのように感じていますか?案件の配点方法や教育体制(OJT・研修)も含めて教えてください。

司会

ASCOPEでは、チームで案件に取り組む体制が取られていますが、実際に働いていてどのように感じていますか。

樋沢先生

ASCOPEでは個人事件でない限り、新人弁護士はどの案件でも先輩弁護士と一緒に案件に取り組むことになります。その中で、新人弁護士はリサーチや書面のドラフト作成などを行っていくわけですが、新人のうちは、まずどのようにリサーチしたらいいか、書面をどうやって起案したらいいか、果ては依頼者への対応・メール文はこれでいいのかといった様々なことに不安を覚えると思います。

そう言った時に、所内で先輩弁護士の助言や決裁があると、おおよその方向性が見えてきますし、先輩弁護士の目が入るとなると、自分の作業に集中でき、チームで取り組んでいるという安心感があるのではないかと思います。
また、事務局についても、困ったら一人で抱え込まず、すぐに上長・弁護士に相談するよう指導されていますので、ひとりで悩んで誰にも相談できずに問題を大きくしてしまったということが無いように取り組んでいます。

司会

具体的な案件の配点(割り振り)はどのように決められているのでしょうか?

樋沢先生

ASCOPE弁護士の案件配点は、過度な負担にならないよう各分野の統括弁護士がアソシエイト弁護士の業務状況を把握して配点を調整しています。私個人については、他に交通事故事件なども行っているため、未経験の弁護士にアサインしてもらい、処理方針について協議・アドバイスしながら案件に対応してもらうこともあります。このように、一人ひとりのOJTに状況や成長とキャリアを尊重しながら配点を行っています。

事務局については、担当している案件数などが把握できますので、成長の度合いなどに合わせて案件数を調整しています。

司会

育成体制(OJTや研修)はどのように運用されていますか?

樋沢先生

まず、新人弁護士については、入所してしばらくは、B型肝炎給付金訴訟・アスベスト健康被害救済制度の研修が行われます。

そこでは、まず座学で知識を身につけるほか、先輩弁護士による模擬相談を実施し、相談スタイルを勉強してもらうほか、新人弁護士も実際に模擬相談を行ってもらい、実際の相談者からの相談に対応できるよう知識・実践の両面で研修を行います。

その上で、研修出張→最終試験→相談会出張と続きます。
また、その間にリサーチの方法や、体裁面の準備書面起案ルールの研修のほか、労働問題・破産・交通事故・離婚相続に関する座学もあるため、所内で扱う案件について一通りの知識が得られます。

ユニークなものとしては、初めて社会人になるといった新人弁護士向けに、「マナー研修」と言う服装の注意点や名刺の渡し方などの研修があります。
また、毎月定期的に多様な案件の模擬法律相談を行い、先輩弁護士から内容面に限らず、相談時の所作などの講評を行われますので、全体的な相談対応の向上に励むことができます。

実際に案件にアサインした後は、当然ながら法律相談には同席してもらいますし、リサーチの講評や書面ドラフトの修正など、先輩弁護士のやり方を実際に見てもらいつつ、自身の改善点がわかるような育成体制があるのではないかと思います。

また、事務局スタッフの場合も、まずは座学で知識を身につける機会が用意されており、先輩スタッフが電話対応や依頼者への書面作成などを寄り添いながら指導する体制が整っています。特に、事務局のみなさんはそもそも法律事務に馴染みのない方も多く入所されますから、じっくりと研修を進めている印象です。

樋沢先生

QUESTION / 03

具体的な働き方(1日のスケジュールやワークライフバランス、出張など)について教えてください。

司会

次は、ASCOPEでの弁護士や事務局スタッフの「実際の働き方」について伺います。修習生や中途の方が気になる、1日の流れや出張の頻度などについて教えていただけますか?

樋沢先生

救済案件の働き方は、全体として落ち着いたペースで進めやすいという特徴があります。というのも、B型肝炎給付金訴訟もアスベスト健康被害の救済制度も、依頼者のお話を丁寧に伺い、医療記録などを分析し、立証を組み立てていく準備と検討の積み重ねが中心だからです。そのため、慌ただしく動き回るというより、しっかり腰を据えて仕事に向き合える環境があります。

出張に関しては、弁護士は年に数回程度担当することになります。ASCOPEでは地方での無料相談会(B型肝炎給付金訴訟・アスベスト健康被害に関する法律相談会)を開催しており、ここでの相談対応は被害者の方(またはそのご遺族の方)の声を直接伺って信頼関係を構築する重要な場になります。

実はこれ、旅行が好きな方にはちょっとした楽しみになることも多いんです。
いわゆる観光地に行くこともありますし、そうでない場所は仕事でなければ行く機会がないことも多いので、そういった場所に出向き、事務所外で地方の空気に触れながら相談対応をすることができるので、新鮮な気分になります。業務が終われば地方で観光や地元のグルメや温泉を楽しむこともできます。

司会

地方の無料相談会は、新人弁護士にも良い経験になりそうですね。

樋沢先生

その通りで、特に新人弁護士にとっては視野が広がる機会です。というのも、弁護士1年目から依頼者と直接1対1で法律相談を行うという機会は他の事件類型では少数だと思います。

とはいえ、いきなり一人で出張に行くわけではありません。最初は「研修出張」というものがあり、先輩弁護士に同行して、先輩弁護士の相談の進め方などを実際に見てもらい、実際の相談会の雰囲気を体験してもらい、先輩弁護士と一緒に法律相談をすることもあります。座学で学んだ知識をアウトプットするのは意外と大変で、模擬相談を繰り返しやっても現場の経験には及ばないこともあります。先輩の相談を「隣で見ながら学べる」この研修出張は、成長スピードを大きく上げてくれると思います。必要であれば先輩弁護士と一緒に会場に向かえるので、今まで飛行機に乗ったことがないという方でも大丈夫です(笑)。

司会

働き方の面では、ワークライフバランスはいかがですか?

樋沢先生

弁護士については、事務局が医療記録の取得整理や資料収集をサポートしてくれるため、弁護士マターの対応に集中できますし、現在のASCOPEでは、救済案件に限らず、多種多様な案件に取り組めます。そのため、遅くまで作業している弁護士もいれば、早く帰る弁護士もおられますので、ワークライフバランスを重視することもできますし、そのあたりは各人の個性があります。
事務局スタッフについては、ほとんどの方が定時で帰ることができている印象です。

樋沢先生

QUESTION / 04

キャリアパスや成長の機会として、どんな道が見えていますか?

司会

次は、「ASCOPEの弁護士のキャリアパス」について伺いたいと思います。

樋沢先生

B型肝炎給付金訴訟やアスベスト健康被害の救済制度の案件は、入所してから1〜3年で大きく力がつく分野だと思います。まず、制度についての理解を深め、法律相談で依頼者のお話を丁寧に伺って事実関係を整理して、証拠を集め、医療記録などを分析し、主張立証を組み立てていく。この一連の流れが、弁護士としての基礎体力を大きく鍛えてくれると思います。

特に、多くの相談者からお話を伺えることが大きく、私も元々人見知りでしたが、これまで数百人以上の方とお話する機会に恵まれた結果、いつも通りの調子で初対面の方と話すことができるようになりました。

こういった基礎体力は、他の分野にも当然生かされます。ASCOPEでは話上手な先生が多い印象ですが、後から振り返ると、こういった業務に取り組む中で鍛えられたのかなと思います。

また、ASCOPEでは様々な業務に携わることができますし、ASCOPEが他に力を入れている案件の種類としては、労働法分野や会社の顧問業務などがありますが、この他にも刑事事件、破産、交通事故、一般民事事件(離婚・相続など)などあり、特定の種類の案件のみ行うのではなく、私もこういった案件に取り組んでいます。

実際に2025年の新人である77期の先生はみなさん労働分野の業務を希望されてASCOPEに入所されたと伺っており、私がこのインタビューを受けている時間には、労働事件の書面の起案をされている先生もおられるのではないかと思います(笑)。

司会

他にはどういった成長の機会がありますか?

樋沢先生

例えば、ASCOPEでは定期的に労働法分野の外部向けのセミナーを行なっており、その講師として担当することで、そのための原稿作成・調査の過程で、その分野に詳しくなるといったことがあるのではないかと思います。
他にも、ホームページのコラム・記事作成などを行なっており、そこでは裁判例の分析などを記事にしてまとめていますので、その調査・原稿作成などが良い刺激になったりもします。

そういったことをしていると、自分が調べた分野の相談があった際には、統括の先生が覚えていて、アサインされることもあったりします。

他にも委員会活動は自由であり、個人事件も自由です。そのため、事務所の業務と両立しつつ、委員会などの外部活動を積極的にされている先生もおられます。

また、事務局スタッフにおいては、いくつかの内部チームがあり、希望すれば別分野の他のチームの業務に関与することができるなど、経験の幅を広くすることもできますし、今の分野に専念することもできます。

司会

若手のうちから、外に向けて活躍の場があるんですね。

樋沢先生

実際に、主体的に手を挙げると、代表の先生方がその機会を作ろうと努力してくれるので、意欲次第でどんどん成長のフィールドが広がっていくのではないでしょうか。私が今行っている業務のうち、何割かは入所当初には事務所の業務としては無かった分野でした。

QUESTION / 05

これからASCOPEへ入所を考えている新人・中途弁護士へメッセージ

司会

では、ASCOPEへの入所を考えている合格者・経験弁護士の方へメッセージをお願いできればと思います。

樋沢先生

ASCOPEの良い文化としては、入所同期の仲が良いというものが挙げられます。というのも、例えば70期の先生方は、皆がパートナー弁護士となられていますが、労働分野・刑事分野・家事分野と専門が分散しており、同期で入所された弁護士それぞれが、それぞれの強みを生かして仕事をされています。そのため、同期は、出世を競うライバルというよりは苦労や喜びを共有し、それぞれの業務や将来に向けて助け合っていく仲間ではないかと思います。

また、労働統括のお三方の先生は、能力もさることながら、人柄や面倒見もとても良く、先輩後輩間の仲も良好ではないかと思います。中には、ASCOPEを退所された後もASCOPEの弁護士と定期的に飲み会を行っている先生もおられると聞いています。

女性弁護士については現在産休されている先生もおり、また、産休明けに時短勤務で働かれている先生もおられますので、育児との両立についても安心して働ける環境ではないかなと思います。

ASCOPEは、私が入所した約10年前は、アソシエイトは5名で弁護士は総勢10名にも満たなかったですが、今では支店もあり、総勢36名の弁護士が所属する事務所になりました。とはいえ、最初はベンチャー的に始めており、今でもその精神は失っていないと思います。

ASCOPEが求める弁護士像としては、代表の折田先生の言葉にあるように、依頼者のための熱い心と冷静な頭脳を持ち、仕事に対するプロ意識・責任感をもった方であり、新しいことに挑戦する気概のある方はなお向いているのではないかなと思います。

と、言葉で言ってしまえば、過去の私では物怖じしてしまいそうな言い方になってしまいますが、私自身は目の前の事件をとにかく一生懸命にやってきただけですので、そういう人でも大丈夫です。

司会

事務局スタッフとしての入所の検討をされている新卒・中途の方へ向けてもお願いします。

樋沢先生

事務局スタッフについては、全く法律事務の経験がない方を前提とした研修プログラムを組んでおり、実際に多くの方が法律事務所未経験でスタートしています。また、事務局と弁護士との距離も近く、私はよく司会の瀧石さんと飲みにいきます。女性スタッフ同士で食事に行くという話もよく聞きます。

そのため、未経験でも安心してトライできる環境にあると思います。向いているタイプは、ひとつひとつの作業を丁寧に進めることができる方と思いますが、それぞれの適性にあった業務が用意されているのではないかなと思います。

司会

新卒でも中途でも、安心して飛び込める環境ですね。

樋沢先生

はい。全国から寄せられる依頼や相談を支えていく仕事は、もちろん責任も伴いますが、その分だけ自分の成長や社会への貢献を実感できます。ASCOPEには、専門性が磨ける土台、手厚い育成体制、挑戦できるチャンス、温かい仲間が揃っています。ぜひ一度話を聞きに来てください。
あなたがASCOPEで活躍する未来を、心から楽しみにしています。

司会

「社会的意義 × 成長環境」を両立できる救済分野の魅力、そして「ここでなら、自分らしいキャリアを築ける」、ASCOPEの温かさとプロフェッショナリズムが伝わるメッセージでした。ありがとうございました!

樋沢先生

担当者からのコメント

担当者からのコメント

今回のインタビューを通して、救済分野に向き合う樋沢先生の誠実さと、ASCOPEらしい温かい組織文化がとてもよく伝わってきました。制度や証拠を丹念に検討する専門性だけでなく、依頼者の人生に寄り添い続ける姿勢に、この分野ならではの責任感とやりがいを強く感じました。

特に印象的だったのは、「チームで支える」というASCOPEの姿勢が自然な言葉で語られていた点です。新人弁護士へのOJTや事務局との連携、困ったときに誰かが必ず手を差し伸べる安心感──こうした環境が、救済業務の精度と温かさを両立させているのだと感じました。

また、地方相談会やキャリアの話題では、若手が挑戦しやすい雰囲気や、意欲を歓迎する文化が印象に残りました。社会的意義のある分野に携わりながら、成長の機会が広がっていくASCOPEの魅力が、改めて凝縮されていたように思います。

今回のお話を伺い、事務局としても一緒に依頼者を支えられることに誇りを感じましたし、これから仲間になる方々が、ここでどのように成長していくのか、とても楽しみになりました。

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