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2025.03.06

アスベスト建材(「石綿含有塗料」、「石綿含有接着剤」、「石綿含有シーリング材」)について

川島 孝紀

本稿執筆者 川島 孝紀(かわしま たかのり)
法律事務所 ASCOPE所属弁護士

浦和高等学校 卒業
明治大学法学部 卒業
早稲田大学大学院法務研究科 修了

どのような事柄でもまずはお気軽にお話しください。早期にお話しいただくことが解決の鍵となることもございます。
全力を尽くしてまいります。どうぞよろしくお願い申し上げます。

アスベスト建材(「石綿含有塗料」、「石綿含有接着剤」、「石綿含有シーリング材」)について

<目次>

1 はじめに

2 石綿含有塗料について

3 石綿含有シーリング材について

4 石綿含有接着剤について


1 はじめに

 建設現場等における業務中にアスベスト(石綿)にばく露したことによって、アスベスト関連疾患を発症された方については、労災補償や石綿健康被害救済法による給付、建設型アスベスト給付金の申請、建材メーカーに対する損害賠償請求といった救済方法が考えられます。
 本記事においては、アスベスト関連疾患について各種救済方法をご検討されている方に向けて、アスベストが含有されていたとされる建材のうち、「石綿含有塗料」、「石綿含有接着剤」、「石綿含有シーリング材」と呼ばれる建材について、それぞれ主に①どのような建材であるのか(用途、ばく露作業等について)、そして②具体的にどのような職種が使用していたと考えられるかという2点につき解説します。

2 石綿含有塗料について

 ⑴ 用途・考えられる石綿ばく露形態
 天井や壁のボード貼りがなされた後、建物の天井や内壁、外壁の仕上げ材として石綿を含有した塗料が用いられることがありました。また、改修工事においては壁などに塗られていた塗料を削り落とす等の作業を行う際、塗料に石綿が含まれていた場合、削り落とす作業等の際に粉じんが発生し、石綿粉じんにばく露したことが考えられます。1
 また、塗装する前に、ボードの継ぎ目にパテを塗り込み、これが乾燥した後、下地の凹凸をなくし平坦にするための下地調整作業を行いますが、下地の表面を電動サンダーや耐水ペーパーを使って平らにしていく際にモルタル壁であればモルタルの粉じんが、ボード壁であればボードの粉じんが発生し、モルタルやボードに石綿が含有されていた場合には、石綿粉じんにばく露することもあったと考えられます。2
 ⑵ 関与した(ばく露の可能性のある)職種
 主に塗装工が考えられます。

3 石綿含有シーリング材について

 ⑴ 用途・考えられる石綿ばく露形態
 石綿含有シーリング材は、シーリング工事(外壁に張られたタイル等の継ぎ目や隙間、クラック等をシーリング(コーキング)材やモルタル等で埋める工事)の際に用いられました。
 また、シーリング工事の際、シーリング材等を塗り込む部分に付着した吹付け材等を刷毛等で掃除し、また、必要に応じて、当該部分に付着している吹付け材をこそげ落としたり、石綿を含有するシーリング材等の一部をはつる作業を行うため、これによって発生する石綿粉じんに曝露した可能性があります。3
 ⑵ 関与した(ばく露の可能性のある)職種
 主に左官工が考えられます。


1 大阪高判平成30年 9月20日・判時 2404号240頁
2 東京地判令和 2年 9月 4日・首都圏建設アスベスト損害賠償請求東京訴訟(第2陣)事件
3 大阪地判平成28年1月22日・判タ1426号49頁

4 石綿含有接着剤について

 ⑴ 用途・考えられる石綿ばく露形態
 建設現場で用いられるタイルの接着剤などにも過去に石綿が混入されていたことがあり、タイルの張り替えの際にはこの接着剤をサンダーがけするため、サンダーがけの際に発生した粉じんによって、石綿粉じんにばく露する可能性があります。4
 ⑵ 関与した(ばく露の可能性のある)職種
 主にタイル工が考えられます。


4 東京地判平成24年12月 5日・判時 2183号194頁

【弁護士への相談について】

 本記事では、「石綿含有塗料」、「石綿含有接着剤」、「石綿含有シーリング材」におけるばく露作業等について解説いたしました。
 どのような作業を行っていたかはアスベスト被害救済の手続きにおいては重要といえますので、アスベスト被害救済についてご検討の際には、過去にご自身またはご家族がどのような作業をされていたのか一度整理しておかれると良いでしょう。
 また、詳細が分からない場合であっても、お気軽に弁護士までご相談ください。 
どのような救済が受けられるのか一緒にご検討させていただきます。

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