タイ銀行、ラオスでQR決済サービスを開始
2024年7月5日、タイのアユタヤ銀行(Krungsri)は、ラオスでタイ人観光客向けのQR決済サービスを開始した。これにより、タイ人観光客はKrungsriのアプリを使用して、ラオス国内の店舗でQRコードをスキャンして支払いが可能となる。同時に、ラオスの商店もKrungsri Biz Mung-Meeを利用して取引を行える。
この取り組みはKrungsriの中期経営計画(2024-2026)の一環であり、ASEAN全体でのネットワーク強化を目指している。Krungsriはこのサービスが両国間の旅行者や商店にとって大きな利便性をもたらし、ASEAN地域の経済力と競争力を向上させることを期待している。さらに、タイ銀行のASEAN Payment Connectivityイニシアティブに沿ったものであり、他のASEAN加盟国との経済協力を強化することを目的としている。
現在、タイはカンボジア、インドネシア、マレーシア、シンガポール、ベトナムと協力しており、ラオスはこの協力関係において6番目のパートナーとなっている。