ラオスで第7回ASEANスマートシティ会合開催 持続可能な都市開発を議論

 ラオスのルアンプラバン県で、第7回ASEANスマートシティネットワーク年次会合が開催された。この会合にはASEAN加盟国や日本、韓国、アメリカなどの代表者が参加し、スマートシティの実現に向けた取り組みが議論された。ラオスの公共事業・運輸省のガムパソン大臣は、都市のスマート化にはインフラ整備やデータ管理の強化が不可欠であると述べた。また、持続可能な都市開発のための各国間の協力が強調され、特に技術革新やデジタル化を通じた都市の発展が議論された。

 ASEANスマートシティネットワークは、地域の都市が直面する課題に対処するために設立されており、都市間の連携と協力を促進している。今回の会合では、スマートシティの構築に向けた具体的な戦略や政策が検討され、持続可能な経済成長と市民生活の質の向上を目指す方針が確認された。

 ルアンプラバン県は、その文化遺産と自然環境を保護しつつ、スマート技術の導入を進める計画を発表しており、今回の会合でその進捗が報告された。参加者たちは、持続可能な開発目標(SDGs)に沿った都市開発を進めるための具体的なアプローチについて意見を交換し、今後の連携を強化することで一致した。
 
この記事は、Vientiane Times の記事を参考にしており、詳細な情報については、同紙の元記事をご参照ください。