ラオス首相が来日「アジアの未来」出席

ラオス首相が来日「アジアの未来」出席

経済協力
 安倍総理大臣から、ASEAN共同体構築の節目の年である本年、メコン地域の中心に位置するラオスの連結性強化や域内の格差是正に向け、引き続き支援を行っていく、特に日本は質の高いインフラ投資を推進しており、ラオスの持続的な経済成長に貢献していくことを表明しました。また、今般、漁業関連施設の整備のため無償資金協力を行う方針を伝達しました。これに対し、トンシン首相からは、日本による長年の支援はラオスの経済発展に大いに貢献しており感謝している、現在、ラオスは、財政や人材育成の面で様々な課題に直面しており、引き続き日本からの支援をお願いしたいとの発言がありました。
 安倍総理大臣から、本年は、青年海外協力隊創設50周年でもあり、最初の派遣国であるラオスとは、今後も協力隊を通じた顔の見える支援・交流を続けていきたいと述べ、トンシン首相からは、今回、当時の協力隊員らと交流したことにつき紹介がありました。

貿易・投資
 両首脳は、昨年4月のJETROビエンチャン事務所開設を受け、日系企業の更なる進出を後押ししていくこと、今後とも官民合同対話等を通じ、投資環境整備に向け協力していくことで一致しました。