ラオス証券取引所 – 上場企業情報(PCD)

ラオス証券取引所 – 上場企業情報 

Phousy Construction and Development (PCD)

(2021年度第1四半期)

概要

PCD (プーシー建設開発株式会社) は、ラオスの中では大規模な建設会社の一つである。道路建設を主要事業として、1997年にラオスの実業家、シポン・ウトゥムポーンにより100億キープの登録資本金で設立された。

PCDはこれまで、ラオス北部において道路建設や維持管理など、ラオス政府から数多くのインフラ開発プロジェクトをなし遂げ、インフラプロジェクトのEPCの実績を残してきたが、自らデベロッパーとしての事業にも展開している。

PCDは2017年にラオス証券取引所に上場し、建設分野では唯一の上場企業となっている。IPO前の資本金は5,000億キープであり、流通株式比率は14.09%である。

プーシーグループは、2021年11月に、ラオス財務省が51%保有しているラオス外商銀行(BCEL)の株式の購入の関心表明を出したが、首相府の検討の結果、財務省の持ち分を売却すべきではないと判断し、売却の申込が断られた。

出典:PDCウェブサイト、ラオス証券取引所ウェブサイト

*参考為替レート(2021年12月31日現在):USD1 = LAK 11,002.6, JPY1 = LAK 95.59