ラオスの消費者物価指数とインフレ率 (2022年9月)

ラオスの消費者物価指数とインフレ率

(2022年9月)

 

インフレ状況

ラオスの2022年9月のインフレ率は前年同月比34.05%(7月では前年同月比30.01%)となり、年始から増加し続け、2か月連続で30%を超える状況である。消費者物価指数では、ほぼすべての品目において物価上昇している。特に、食料・飲料については、米や肉類、海産物、卵、植物油、果物や野菜の価格上昇により35.2%まで大きく上昇し、交通・物流については燃料価格の大幅上昇(102.4%)や車両及び部品の価格上昇により全体的に51.7%、衣服類、建設材料、日用品、医薬品等も通貨キープ安のために物価上昇していることが、高インフレの原因となっている。なお、金ジュエリーは前月比で-1.0%の少額減少している。

9月の高インフレの原因

外的要因

  • 新型コロナウイルスの世界的大流行が長期的に影響を及ぼしていることにより、国々の経済が退化している。
  • 大国間の政治的・軍事的な紛争により国々が直接的・間接的に影響を与えられている。
  • 地域及び国際の複雑な事情が続き、状況の予測が困難のため、経済に直接的・間接的に影響を与えている。

 
内的要因

  • 国内の生産力が弱く、輸入に頼っていることが多いため、原価が高くなる。
  • 加えて、現地通貨キープ安が続いているため、輸入品の価格が大きく上昇している。
  • 燃料価格が上昇しているため、生産及びサービスの原価が高くなり、よって物価全体が上昇している。
  • その他、農産業については、自然災害の影響を与えられる時期である。