ラオスの消費者物価指数とインフレ率 (2023年12月)

ラオスの消費者物価指数とインフレ率(イメージ)

ラオスの消費者物価指数とインフレ率

(2023年12月)

インフレ状況
 ラオスは、昨年の著しい物価高騰により、今年のインフレ率は、前年同月日では2月から下落が続き、その傾向が12月まで至った。なお、全体の物価は12月においても依然として高水準を維持している。消費者物価指数は、前年同月比の167.4に対し、当月は24.4%上昇し、208.1となった。また、2023年の平均は31.2%である。

 インフレ率が最も上がった品目は、レストラン・ホテル(35.9%)、衣類・靴(33.4%)、保健・医薬品(29.5%)、日用品(25.9%)、アルコール飲料・タバコ(25.1%)、及び食料・非アルコール飲料(24%)である。

 今月の依然としての物価高騰の原因としてはこれまでと同様、以下の通り挙げられる。

①現地産品が少なく、輸入に大きく依存しているため、現地通貨の下落に連れ、輸入品や輸入原料の価格が上昇した。現地通貨は前年同月比で、対ドルでは20.8%、対バーツでは22.7%安くなった。
②為替市場のコントロール力及び介入力が限定的であるため、商業銀行の為替レートと非正規市場の為替レートには大きな差が生じた。12月上旬では、商業銀行と非正規市場の為替レートの差は10%だった。
③商品やサービスの価格コントロールが十分にできていない。価格規制対象商品の多くは未だ価格上昇している。

出典:ラオス国立統計センター発行の消費者物価指数報告書(2023年12月分)