ラオス、ランメコン地域における産業と教育の統合モデルを推進

　ラオス商工会議所（LNCCI）、メコン・ランチャン産業教育評議会（MLCIE）、およびランメコン中国教育訓練促進連盟（LCETPA）は、ランメコン地域での産業と教育の統合を図る新たなモデルを推進している。この取り組みは、中国貴州省で開催された「中国-ASEAN 教育協力週間」の一環として、政府、商工会議所、大学、企業がオンラインおよびオフラインで参加して実現したものである。

　今回の取り組みは、ラオス商工会議所が中国重慶市のLNCCIC（ラオス国家商工会議所中国支部）および貴州開放大学（貴州職業技術学院）と協力して主催したもので、ランメコン地域の教育と産業の結びつきを強化し、地域全体の発展を促進することを目的としている。参加者は、政府、商工会議所、大学、企業から成り、オンラインとオフラインのハイブリッド形式でイベントに参加した。

　会議では、ランメコン地域の産業教育統合における進展が紹介され、複数のプロジェクトが具体化された。貴州開放大学、GVTCEI（貴州職業技術学院）、武漢市職業技術学院、BYDオート、広西技術機械電気学院などがラオス国家鉄道グループ、ラオス航空、VEDI（ラオス職業教育開発研究所）、IIC（ラオス産業商業研究所）と協定を締結した。また、MLCIE（メコン・ランチャン産業教育評議会）の執行副事務局長としてフィー・ツイ氏が任命され、さらなる協力が推進された。

　この新たな協力モデルは、ランメコン地域全体の産業と教育の統合をさらに深め、職業教育の発展と国際協力を強化することを目指している。ラオス商工会議所のダオヴォーン・パチャンタヴォン副会長は、今回のシンポジウムが産業教育統合の基盤を強化し、今後のさらなる協力に向けた確固たる基礎を築いたと述べた。

この記事は、Vientiane Timesの記事を参考にしており、詳細な情報については、同紙の元記事をご参照ください。